イベントを考える。

主に、世界のイベントに注目するイベントマーケティングブログです。たまに、違います。

どうしてアメリカ人はあんなに上手に話せるんだろうか?


表題の通り、私は毎日「彼らはどうしてあんなに話せるんだろう?」「なぜ、あんなに早く口が回るのか?」といつも感じています。アメリカ人は、とにかく「おしゃべりが得意」。皮肉でもなく、本当に思います。


とにかく、ある程度話が尽きるまでは、とにかく彼らは、ものすごい勢いで話し続ける。


余談ですが、特に、私がいるニューヨークの人は、本当に話すのが早い。早すぎて、頭が回り、フリーズする時がある。他の地域から来たアメリカ人も「ニューヨークにいて、英語が分かるようになったらどこでも大丈夫だよ!」という冗談を言うくらいです。

一度、英語の会話の一部を日本語に訳して、同じ早さでこっそりと真似て見たのですが、日本人は絶対あの早さで口は動かせないですね。(私は日本語でも話すスピードが遅いので、正直ちょっと辛い時があります。)

さて、この1年、色々な方にあったり、セミナーのようなイベントに行って、ネイティブの方の英語を聞いて見たのですが、比較的みなさん人前で話すことに慣れていました。また、ネイティブでなくても、アジアから来た人以外は、人前にでたがる方が多いので、人前で話すことに慣れている方が多数です。もちろん個人で得意不得意もあるのですが、みなさん、プレゼンも、質問も、楽々とこなしているように思います。

私は、イベント業界でずっと多くの方のプレゼンテーションを見て来ました。
イベントに行ったことがある方は、よく分かると思うのですが、日本人と西洋人の方のプレゼンには多くの違いがあります。それは、スピーカーもオーディエンスにもどちらにも言えることです。例えば、日本人スピーカーはスライドをきっちりと用意してきて、台本通りにプレゼンする。西洋人スピーカーは、スライドはビジュアル中心で、ステージの真ん中に出て来て、オーディエンスを巻き込む。オーディエンスも違いがあり、日本人は質問は少ない、もしくはないのに対して、西洋人は質問を山ほど出す。と言うような違いでしょうか。国のリーダーのスピーチを見ても、全く日本と違いますよね。

どちらがいいのかは、批評する気はありません。

ただし、やはり海外で活躍したいとなると、西洋人のスピーチ方法を学ばないわけには行かず。

今回、どうすれば、海外でも通じるスピーチができるようになるのか、考えて見ました。

まず、なぜこのような違いがでたか?については、正直、子供の頃からの環境の違いというしかないと思います。日本人がなぜ、シャイなのか、社会学者でないので詳細は分かりませんが、特にアメリカでは、個人主義の考え方が、発言をして、意見を言うことで、権利を獲得していく、という文化に繋がっているように思います。 そして、発言数の他に、何がプレゼンの表現力に影響してるんだろう?と頻繁に考えてたんですが、きっとそれは『リアクション』がキーなんじゃないかと思うようになりました。

というのも、私、そんなリアクション芸できないよ〜!くらい、西洋人はリアクションが大きい時がある。そして、声が大きい。そして、それに対して、よく喋る。とっても表現が豊かな人が多いのだと思います。逆に日本人は、リアクション力は全世界の最低レベルに近いと思います。

私は、リアクションはあまりしない方で、驚いても本当にびっくりした時以外は顔にあまり出さないタイプです。別に、世界に出なければ、そんなものどうだって良かったですし、今まで気にしたこともなかったのですが、このニューヨークに来て、その表現の違いにだいぶ戸惑ってしまう時も随分あります。

で、なぜ、そう思うようになったかと言うと、ドラマなど見てても確実に役者さんの演技が日本の役者さんより上手なんですよね。ドラマでそう思いませんか?

下記は人気のあるYouTuberの動画で、彼らが演技しているんですけど、

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素人でも、このレベルに行くんですよね。
YouTube Redに出てくる役者さんは、ほとんどがYouTuberみたいなのに、素人感はまったくない。

デーブ・スペクター氏も先日、下記のようにおっしゃってました。

デーブ・スペクター 日本の役者の演技力に「ぶっちぎりで最悪」

日本の演技力は、恐らく文化の中にある表現力に根付いたものなのでしょう。

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ので、解決策は、演技力を磨くこと。

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じゃないかと、私は思うのですが。。。 私が言い放っても、まったくやる気は起こりませんよね。。きっとこれがいい方法だと本当に思うのですが、、 現実味がないというか。。疑わしいと思いますよね。。しかも、私も演技とかしたくないし、恥ずかしいし。。

ので、もっと、違う視点から解決策を見つけてみようと思います。。

これらは、私が実践しているものです。少しづつですが、自分の中でも成長を感じられています。また、これなしには、私が今後このアメリカ社会でプレゼンするのは厳しいんじゃないかとも感じています。

まず、

1-プレゼンの基本は西洋式なものを習いましょう。


ニューヨークには、東京と同じで山ほど講座があったので私もいくつか、それに近いものは習いました。東京にも西洋式のプレゼン講座はあるでしょう。一度英語プレゼンの体験してみるといいと思います。人前で話す練習になるので、普段の生活にも役立つと思います。フックをどう掴むのかは日本語でも大切なポイントですが、英語でも考えてみると、どこを強調したいのか、話のポイントはどこかなど、英語でも整理ができ始めるようになり、自然に他者に対するコミュニケーション方法が変わってきます。日本語プレゼンを習っていない方は、英語プレゼンから習ってしまえば、ジャンプアップも早いでしょう。

2-声の出し方を変えて見ましょう。


私もうまくこなせていないですが、英語を話すときは発音以上にイントネーションが大事です。 どこに強弱がついてるのか、日本語のように棒読みになっていないか。英語ではかなりこれらが大事なようです。ので、意識して、変える必要があります。こちらもアクセントリダクションやイントネーションを習うと、自信が勝手についてきますし、相手も理解しやすくなるので、コミュニケーションがスムーズになります。この練習は、舞台役者さんの声出し練習に近いと思います。ここは、本当に毎日の練習が大切です。また、日本人は、発音にこだわりすぎだ!という本もありますが、通じなければ意味がないので、基本は習うべきだと思います。

3-目指す人を決める。


これは、モチベーション維持にとっても大切です。昨年、私の中で一番印象に残っているプレゼンは、伊藤 穰一さんでした。年末だったと思いますが、伊藤さんのビジネス本出版記念に行った時に、プレゼンを見ることができました。英語のデリバリーの正確さ、ステージでの作法、笑いも含まれており、どれも勉強になることばかりでした。また私は、典型的な西洋人の元気で圧倒するプレゼンにはなかなか近づくことはできないな、むしろしたくない、でもどうしたらいいのかと考えていたため、こういった落ち着いたプレゼンテーションが世界に通じることを間近に見れ、私なりのプレゼン作法を考える、良いキッカケとなりました。

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また、ジャパンスタートアップというイベントで見たニューヨークのスタートアップSnakkuという会社の代表Shigeki Abeさんのプレゼンも分かりやすく、私が目指しているプレゼンターの一人となりました。 Snakkuは、日本のお菓子をアメリカで定期購入可能なECです。 https://www.snakku.com/

正直な話、私は、まだ人前でプレゼンに至るレベルに達していません。残念ながら。。プレゼンができても、質問が聞き取れない可能性が大いにあるのが原因です。リスニング力が伸びずだいぶ苦労しています。英語力は、まずまずになってきたので、プレゼンの台本はかけますが、アドリブが必要なところには、まだまだ追いついていません。

おそらく、私がお伝えする3つを見て、『そんな当たり前のこと言われても…』と思うかもしれませんが、大人になってしまった、私やあなたにリアクション力/演技力を西洋人と同レベルに持っていくのは、本当に難しいと思います。思いっきりやるしかないのは、当然のことです。ただ、そのプレゼンをさらに上質なものへと連れていくために、私が活用している3つの方法をお伝えしました。

私も10年アメリカにいる姉に言われています、「英語は、気長に。」と。 焦っても仕方ない部分が多くあります。しかし、一歩一歩確実に前に進んでいく必要があるため、この私の方法が少しでも皆さん自身のプレゼン改善の助けになれば幸いです。