イベンター視点でイベントを考える。

でも、それだけじゃなくて、興味のあることを全部書こうと思う。

Slush Asia (今更ながら、これについて書きます!)

今回は、Slush Asiaです!

少し前の話題になりますが、2016年5月13-14日に実施されたイベントですね。 Slush本体はヘルシンキで大々的に行われており、ライティング演出が多用され、 近年注目されていた映像演出が少ないトーク中心の既存カンファレンスのイメージを覆すイベントです。

Slush

スクリーンショット 2016-07-25 19.18.45 http://www.slush.org/

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Slush Asia自体は、2015年に初めて日本にきました。その時はお台場のフジテレビ前の駐車場でテント立てて実施されました。

Source : “Slush Asia 2015 Flicker Slush ASIA


かっこいい〜テント大変だっただろうな。


で、今年2016年は幕張メッセでした。
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今回イベントに行き、2つ印象に残ることがありました。 1.めっちゃかっこいー 2.これ日本企業じゃ許されないでしょう?

1.めっちゃかっこいー


かっこよかったですねー

まず、オープニングのムービーは約4分。通常よりちょっと長いですね。

だいたい、通常は1分〜1分半かな。長くて2分くらいかな。本当に映像重視の時は、7-8分で作ってもおかしくはないですが。
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で、オープニングの音楽はRyukyu Discoって言ってたと思う。多分。こういったムービーにアーティスト採用したいのはいつも山々ですね。

と、ムービングライトがいっぱい吊ってあるんですね。先輩が気になって数えたら67個くらいあるそうです。ムービングライトって、天井に吊ってあって、名前の通り「動いている照明」のことです。

私たちはこの数釣るのはなかなか許されませんね。だいたい照明は最終過程の予算削除項目ですね、悲しいのですが。。

でも、照明でだいぶ世界観が変わるってことがよくわかりますよね。

映像は、LEDスクリーンで、ステージ後ろにもライティング背負ってますね。LEDも最近プレゼン用スクリーンとして登場することが増えましたね。ピッチが細かくなっていったのも理由でしょうか。

カメラも複数台ありました。引きのカメラと、移動用カメラが複数ありました。

記録って本当大事なのですが、ここをあまり重視しないイベントも多々ありますよね。

後のプロモーション用にも使えるのですが、そこ利用しないのは勿体無いですね。

で、本編は全部英語でした。最後の方にMCが出てくるのですが、その方々も英語。英語わかんないと、プレゼンも面白くないんですね。

あと、バッチがとにかくでかい。見やすいけど、でかい。A5サイズくらいありますね。下の私がつけてるやつね。

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会場は、幕張メッセの会場1箇所しか使われていず、その中でプレゼンステージ/ピッチステージ/エキジビジョンコーナーと3エリアに分かれてました。下記写真の1ホールに全エリアが入ってる感じです。この別れないで実施するっていうのも、中々自由な発想です。通常は、分けることが多いですね。

写真 2016-05-14 9 58 02


と、色々、通常のカンファレンスとは異なることも多く、だいぶお勉強になりました。

プレゼンステージもね、席数もそんなに多くなかったり、外国人来場者も多いので、スタッフさんも全員英語話せたり、

あと、会場ところどこに使われている装飾が音楽フェス的な感じもしました。

すでに、8年程度カンファレンスをやってきており、頭が凝り固まっていたので、羨ましい限りでした。

そして、その羨ましい理由の多くを占めるは、特に2が原因してるかもしれないですね。

1.これ日本企業じゃ許されないでしょう?


色々、見てますとね。

やっぱり、これをそのまま日本企業でやるのは許されないのかもな〜というのも正直ありました。

やりたいけど、日本だから。。。ってところです。

ありなしか、でいうと全て微妙なところです。

  • 装飾物はSlush Asiaだからかっこいい


→例えば、下記のような荷物運び用のパレットとかしようしてたり、パレットにパンチカーペットはって、そこにインクでSlush Asiaのロゴをスプレーしてたりするんです。パレットって、下写真の木材のことです。日本企業だと無理かな。。。汚れる可能性あるし、、厳しいかな。。
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  • スタッフさんが、自由。


→日本だと、配置はどうなってる、どこで何してるの管理がすごく求められますので、ちょっと厳しいかな。これは、海外と日本の違いが大きいてですよね。アメリカ来て、いろんなイベント行きましたが、日本の様な厳しさはないんですね。Slush Asiaでは感じませんでしたが、アメリカはほんとにほぼ全てにおいてオペレーションが遅い。それがいいところなのかもしれませんが。。自由度の違いが海外と日本では大きな差がありますよね。

  • ステージとエキジビジョンが一緒


→これも場合によりますね。でも、企業が主催だった場合、スポンサーの商談を考えてだいたいが同じ場所に存在することをNG出すと思います。まあ、キャパが収まらない可能性も高いので、一緒にすることはほぼないかな。
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  • とにかく暗い


→これももしかしたらNGが多く出ますかね。お客さんが寝ないようにとか、危険防止とか、色々ですね。私、好きなんですけどね。嫌がられる場合も多いですよね。
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  • エキジビジョンが違う


→日本だと、なぜか絶対壁立てて、システムを使いましょうってなるんですね。簡易的なブースでももう少しカッコよくならないかといつも感じます。*ちょっと、これだけ写真撮り忘れました。


と、すごく細かいところですが、日本ではNGになる要素も多いんですね。悲しいことに。。



Slush Asiaフィンランド発なので、何事も実施するときの前提や考え方やお客さんの捉え方があまりにも違いすぎるのかなと。

だから、全く同じことをしようと思うと、失敗すると思うんですね。前提が違うんですから。

スポンサーさんもお客さんも様々なイベントを経験して見てきているだろうし、

「なぜ今回はこれなの?」という問いに確実に答えられなきゃいけないですよね。

その時に、日本人の求める機能的・効率的・安全性というのを理解した上でかっこいいイベント構築をしてかなきゃいかないんだろうな、とつくづく感じさせてもらいました。

ま日本らしさがあって、日本人に許されて、でも、かっこいいというイベントは、正直まだ私も実現できてないんですね。残念ながら。。。

様々な制約があるなかで、近い未来に実現したいものですね。